胃腸がキレイになると太りにくく、病気知らずの体になれる!

「あなたの体調がよくないのは“食べ過ぎ”が原因ですね」
「ええっ? そんなに食べる量は多いほうじゃないと思うんですけど…」

これは、治療院を訪れた患者さんと私の問でよく交わされる会話です。

一見スリムでも、その人の体にとっては実は“肥満” ということがよくあります。

現代人はとにかく食べ過ぎ! 胃に食べ物が残っている状態なのに、おなかがすいたといっては、食べてしまう。

だから、おなかがカラッポな状態がない。

でもその食べ方は、本来の人間の体に合っていません。

私たちの体は、飢えよりも満腹に弱いのです。

ひっきりなしに食べている現代の日本人の8割は「肥」か「満」のどちらかです

では、「肥」と「満」の違いは?というと、「肥」の人は栄養を体に吸収して脂肪として蓄えている人。

「満」の人は栄養を消化・吸収する能力が低下していて、常に食べ物が胃の中にいっぱい詰まっている人。

さまざまなダイエットで「肥」を改善しようとする方が勢いらっしゃいますが、まずは「満」のほうを解消しなければ、何をやってもその効果は期待できません。

また、「満」は、ちょっとした不調から大きな病気まで引き寄せる、大変危険な状態です。

このような現代の日本人の特効薬は、おなかを一度カラッポにすること!

リバウンドしないスリムで美しい体型も、免疫力の高い病気知らずの体も、すべては、これに尽きます。

「舌」を見れば、おなかの中身が手に取るようにわかる

あなたの胃の中は今、どうなっているでしょうか。

自分の体をチェックする、いちばん簡単でいちばん確実な方法― それは「舌の状態」を見ることです。

舌の状態は、食事の内容や食事の時間、胃腸の健康度などによって刻々と変化します。

舌は、まさしく健康のバロメーター。

体内のいろいろな情報は、舌の色、厚さ、汚れの付着などの形で舌にあらわれてくるのです。

舌に付着する苔のような汚れのことを、専門的には「舌苔」といいます。

この舌苔のつき方は、おなかの中の残留物の量をあらわしています。

残留物が多ければ苔も多くなり、少なければ、苔はほとんどつきません。

みなさんも、さっそく舌を鏡で見て診断してみてください。

舌の表面はキレイですか? 苔のようなものが付着していませんか?

舌苔健康チェック

タイプ1 舌苔がほとんどなく、見た目にピンク色

⇒消化がスムーズに行われていると診断できます。

健康な人の舌の色はとてもキレイで、表面にほとんど何もついていません。

タイプ2 舌の表面に苔が付着し、白っぽく見える

⇒胃の中に食べ物が残っています。

消化があまりスムーズにいってないようです。

残留物が多ければ多いほど、白い舌苔も厚くなります。

タイプ3 舌苔が黄色っぽく見える

⇒胃の中にかなりの食べ物が残っています。

しかも、腸のほうまで詰まっている状態です。

夜遅い時間にたくさん食べれば、自然と舌苔は厚く、黄色っぽくなります。

胃を一度からにすると体がリセットされる!

この通り、舌はあなたの胃の中身をはっきりと映し出します。

みなさんの舌の状態は、いかがでしたか?

「そういえば、最近胃の調子が悪かったかも…」と思いあたるフシがある人も多いのではないでしょうか?

でも、心配はいりません。

一度胃をカラッポにして、正しい「食のリズム」を身につけると、体がリセットされます。

すると舌もキレイになり、舌苔も白然とつかなくなります。

胃腸の中身はほぼ2週間で入れ替わるので、正しい食べ方に切り替えて2週間もすると、舌の状態もおもしろいほどよくなってきます。

もちろん、今日と明日でも変わります。

普段そんなことはあまり意識しないかもしれませんが、今、あなたが食べたものが、確実に体を変え、未来のあなたを決めるのです。

食べ方をほんの少し変えるだけでも体はこたえてくれます。